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【0歳からできる】インリアルアプローチとは?言葉の発達を促す声かけ実践ガイド

0歳から始められるインリアルアプローチの基本と、日常生活で使える声かけの具体例を解説。言葉の発達を自然に促す関わり方がわかります。

1. はじめに

子育てをしながら多くの親御さんが「子どもとどう接するのが正しいのか」「もっと子どもと上手くコミュニケーションを取りたい」と悩むことがあるでしょう。
そんな時に役立つのが「インリアルアプローチ」です。このアプローチは、子どもの発達を促すと同時に、親子の絆を深める効果が期待できると言われています。
では、インリアルアプローチとは一体何なのか、どのように日常生活で取り入れることができるのか紹介していきます。

2. インリアルアプローチとは

インリアルアプローチは、子どもとのコミュニケーションを通じて自然な形で発達を支援する方法です。
これは、子どもの興味や関心に基づいて親が適切な応答をすることを重視します。発達障害やコミュニケーションに困難さを抱える子どもたちに効果があるとされ、療育の現場でも取り入れられています。
このアプローチの特徴は、子どもの視点に立ち、感じていること・考えていることを尊重し、親や周囲の大人がその気持ちを受け入れることにあります。
従来の「教える」というスタンスではなく、「共に楽しむ」「共に感じる」という姿勢を持つことにより、子どもが自然にコミュニケーションや学びに対して積極的になるのです。

3. 日常で使えるインリアルアプローチを用いた具体的な関わり方について

日常で使える具体的な関わり方についてご紹介します♪

・ミラリング
子どもの行動をそのまままねる
例)子どもが拍手をしたら大人も拍手をする

・モニタリング
子どもの音声やことばをそのまままねる
例)子「あっち!」⇒「あっち!」

・パラレル・トーク
子どもの行動や気持ちを言語化する
例)無言で車で遊んでいる子に対し「ブーブーしゅっぱーつ!」と言葉を添える

・セルフ・トーク
子どもと関わる中で、大人自身の行動や気持ちを言語化する
例)ままごとをしながら「お野菜トントン」など

・リフレクティング
子どもの言い誤りを正しく言い直して聞かせる
例)子「とうころもし!」⇒「『とうもろこし』だね」

・エキスパンション
子どものことばを意味的、文法的に広げて返す
例)子「でんしゃ!」⇒「電車走ってるねー!」

・モデリング
子どもに新しいことばのモデルを示す
例)公園に行く⇒「お外暑いね」「滑り台だね」

このような声かけや関わりは子どもの言葉の発達を促すだけでなく、コミュニケーションの機会も自然と増えることでより言葉に触れやすいのも大きな特徴になります。生活の中で実践されてみてください。

4. まとめ

インリアルアプローチでは、子どものペースに合わせることが大切です。大人は子どもの行動や言葉を急かさず、ゆっくりとしたペースで対応します。
例えば、子どもが新しい遊びを覚えようとしているときは、途中で手を出さずに見守り、必要なときだけ手助けしてみましょう。子どものペースに合わせて話しかけたり、一緒に遊んだりすることで、子どもは自信を持って自分のペースで成長することができます。
日常生活の中で少しずつインリアルアプローチを取り入れていきながら、子どもが安心して表現できる環境を作っていきましょう。
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